2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

『池袋ウエストゲートパーク』

人気の作家、石田衣良の小説を初めて読んだ。「絶対面白いっすよ!」会社の後輩が太鼓判を押す。1997年に発表された石田衣良のデビュー作なのだが、以前テレビで見た彼のイメージとは少し違っていた。卒業までに1/3が退学する工業高校を卒業した主人公マコ…

『じゃじゃ馬ならし』

シェイクスピアの戯曲をむのはこれが2冊目だ。美しい娘ビアンカに求婚する男達に立ちふさがるのは彼女の姉の存在。タイトルの「じゃじゃ馬」とはビアンカの姉キャタリーナの事。このお姉さんが先に結婚しなければ、妹ビアンカの結婚は許さないと二人の父が…

『ブラインドネス』

2008年秋公開の映画『ブラインドネス』(Blindness)を見た。医者の妻役のジュリアン・ムーアが主役、日本の伊勢谷友介、木村佳乃はとても重要な役どころだ。 ある日突然奇病が発生する。眼球に問題はないのに失明する。人から人へとうつる感染症なのだが原因は…

『天使と悪魔』

『天使と悪魔』 ダン・ブラウン ダン・ブラウウンの『天使と悪魔』を読んだ。『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズ第二弾として映画化されたが、原作はこの『天使と悪魔』の方が3年も早く、ロバート・ラングドンシリーズの第一作にあたる。 ヴァチカンとローマ…

『「お通し」はなぜ必ず出るのか』

「お通し」はなぜ必ず出るのか―ビジネスは飲食店に学べ (新潮新書)作者: 子安大輔出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/05メディア: 新書購入: 11人 クリック: 42回この商品を含むブログ (24件) を見る 書店で何気なく手にとって買ってみた。CDのジャケ買い…

『オセロー』

『オセロー』を読んだ。作者はウィリアム・シェイクスピア、言わずと知れた世界の天才、イギリスの劇作家だ。彼が残した戯曲は400年たった今でも人々の心に響くそうだが、恥ずかしながら今まで彼の作品を読んだ事が無かったし、戯曲を演劇ではなく本で全部読…

ゴルフ練習場

生まれて初めてゴルフの練習場に行った。行っただけじゃぁない、実際に練習をし、先生についた。クラブの握り方から教えてもらい、時々のアドバイスを受けながら全部で100球。時間にして70分程、何かをつかんだという実感はないし、少しも楽しくない。まぁ、…

『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』

前からずっと観たかった映画。『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』をやっと観る事ができた。1999年に公開されたこのドキュメンタリー映画については既に語り尽くされているだろうけど、世界にもう一つ感想が増えたからって悪いことじゃぁない。 社会主義国…

雨の日はキャンプ

雨の日がキライなわけじゃないが、好きでもない。傘をさすのは面倒だけれど、雨が全く降らなければ干ばつだ。日本は温帯、モンスーン気候だから当然雨は降る、そう考えてきた。今週のお題は雨の日の過ごし方。飛びっきり素敵な雨の日の思い出があるから、そ…

好きな音楽

好きな音楽はたくさんある。クラシックならバロックからハイドン、モーツァルトまで。特に後期バロックからロココ、前古典派あたりがど真ん中だ。ひたすら格好つけるアルゼンチンのタンゴも好きだし、ブラジルのショーロの懐かしい優しさにも癒される。日本…

『R.P.G.』

宮部みゆきは大好きな作家の一人なのだが、3−4年前に買ったまま読んでいなかった『R.P.G.』というミステリを読んだ。2001年の作品で、NHKのドラマにもなったそうだから人気の小説なのだろう。 殺された「お父さん」とその「家族」のお話。「ロールプレイン…

アゴノヒモノ

会社の同期と二人で飲んだ。仕事の打ち合わせをみっちり2時間。そのまま居酒屋へ行き第二部、こちらはもう少しみっちり2時間半。特に珍しくもない、行きつけの店でのいつもの事なのだが、一つ幸せな発見があった。「生ビール二つと餃子と野菜炒め」「・・・・・ザ…