好きな音楽
好きな音楽はたくさんある。クラシックならバロックからハイドン、モーツァルトまで。特に後期バロックからロココ、前古典派あたりがど真ん中だ。ひたすら格好つけるアルゼンチンのタンゴも好きだし、ブラジルのショーロの懐かしい優しさにも癒される。日本のポップスやロック、歌謡曲にも良い曲は多いと思う。列挙して思うのだが、それが音楽である事以外共通点はあまりない。
逆に好きでない音楽はというと、パンクとラップ、反戦フォークなども受け付けない。メッセージ重視ってのがチョット。言いたい事があるのなら論文もしくは詩で伝えるべきだと思うのだが。
単音楽器の無伴奏ソロも好きになれない。無伴奏フルートなんてのは絶対我慢できないし、伴奏無しの独唱も敬遠してしまう。これはつまりハーモニーが好きなのだろう。バンドならメンバー全員がコーラスできるってのは必須事項に思える。
リズムについては少しキツメなメリハリのある演奏が好きだ。単調なリズムに身を任せるのも良い。フォリアやパッサカリアは大好きだ。
ベートーベンと四畳半フォークが嫌いだ。その理由は分かっている、辛気臭いからだ。音楽に求めるものは華やかさか優しさ、さもなくばとびっきりの格好良さかチャーミングさだ。
米米CLUBやクープラン、ラモーの華やかさ。ショーロやハイドンの優しさ。Queenやピアソラ、ブラヴェやテレマンの格好良さ。ヴィヴァルディはバカみたいな曲が多いけれど、中には燃える程格好よい曲があるから侮れない。チャーミングの代表格は尾崎亜美と坂本真綾、そして何と言ってもC.Ph.E.バッハだ。チェンバロとフォルテピアノのためのダブルコンチェルトは至高ともいえるチャーミングな曲だ。70歳を過ぎたおじいちゃんがこんなに可愛らしい曲を作れるのだ・・・ひたすら感激してしまう。