2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

『白夜行』

10年ぶりに再会した友人と飲んだ。それぞれの仕事のことや近況を交換しあい、旧交を温めた楽しいひと時。酒が進むうちに読書の話になり、彼の一押しが東野圭吾の『白夜行』だった。東野作品は加賀恭一郎シリーズの『赤い指』や『新参者』、ガリレオシリーズ…

『ガス燈』

高名な声楽家の叔母が何者かに殺され、失意の中でポーラ(イングリッド・バーグマン)はイタリアへ留学する。それから10年、グレゴリー(シャルル・ボワティエ)と出会い、結婚したポーラは、ロンドンのソーントン街へ帰ってきた。二人の召使を雇い、幸福そ…

『営業の見える化』

「営業は見えない」とよく言われる。営業以外の職種の多くは、ボスの目の届くところで仕事をするのだが、営業はそうではない。会社を出たら何をしているか分からない、だから「営業は見えない」という。サボっている事も見えないし、あの人があんなに売れる…

中華そば「豆天狗」

飛騨の小京都、高山。古い町並みが保存され、春と秋の高山祭には、全国各地から大勢の観光客が訪れる。地酒、塩煎餅、五平餅にみだらし団子。高山の名物は多いが、ラーメンも名物だ。高山の町を歩いていると、そこかしこにでラーメン店をみかける。高山はラ…

『駅馬車』

1939年公開、ジョン・ウエインの出世作となった西部劇の名作。とても有名な作品なのでTV等できっと目にしているのだろうが、全編通して観たのはこれが初めて。 アリゾナのトント発ローズバーグ行きの駅馬車。駅馬車とはその名の通り、決まった駅で客を乗せ…

『新参者』

東野圭吾の『新参者』を読んだ。小伝馬町のマンションで一人暮らしの女性が絞殺された。夫と離婚し、2ヶ月前にこの町に越してきたばかりの翻訳家、三井峯子45歳。日本橋署に異動してきたばかりの加賀恭一郎がその謎を解く長編ミステリー。 全部で9つある各章…

『情報は1冊のノートにまとめなさい』

情報管理術の本。普通の手帳やシステム手帳、PDAやパソコンなど、情報管理の方法は様々。それぞれに一長一短があるし、使う側の事情で「絶対ゆずれないコト」も様々なのだから、いろいろあって当然。ひとそれぞれってのは良い事だ。自分なりのスタイルはある…

『ビジネスマンのための「数字力」養成講座』

世界は数字で動いている。少なくともビジネスの世界ではそうだ。売上金額、生産数量、ロス率、歩留り、納入日。単価、金額、売掛、買掛、手形期日に消費税。会議の日程、参加人数、出張手当に交際費(語呂がいいぞ)。すべてが身近な数字だ。「数字力」とい…

富士山

出張で富士宮市に行ってきた。数年前から二ヶ月に一度は訪れているのだが、静岡県に来るとやはり富士山が気になる。今日は富士山見えるかな・・・天気の良い日は期待がふくらむ。 今日は朝東京に行き、午後の新幹線で移動して夕方に富士宮というスケジュール。…

『世界を知る力』

我々現代人の行動半径は果てしなく広がってきた。主に農業に従事していた日本人の多くは、つい百数十年前まで、生まれた村とその周辺で人生の大部分が完結していた。徒歩で日帰りのできる半径20kmが世界の全てと言ってもよかった。それが今、航空機を使って…

『未来世紀ブラジル』

モンティ・パイソンのテリー・ギリアム監督作品、1985年公開。冒頭、CRTディスプレイの表示で8:49P.M. SOMEWHERE IN THE 20th CENTURYという前置きから始まる。画面はカラフルなダクトのCMへと変わり、そして爆発。国民を高度に管理する政府とテロリストとが…