12年ぶりのグアム

 勤め先の慰安旅行でグアムに行ってきた。木曜の夜の便で出発し日曜の夕方まで現地3泊。12年ぶり3回目のグアム、あまりガツガツせず南国の休日を満喫してきた。

 ホテルのビーチでのシュノーケリング、100ドル払ってのダイビングはお決まりのコースだが、今回初めてトライしたのがシーカヤック。90分15ドルでカヤックをレンタルし、ライフジャケットを身に着けて遠浅のタモン湾に漕ぎ出した。頭の上には南国の太陽、視線を下へやれば魚たちの背中がキラキラと光る。風と波との狭間をゆったりと進んで海上にポツンと一人たたずむと、水面を渡る風が頬に心地よい。大きな海、地球に抱かれている感覚、などと言うと大げさだけれど、頭の中を空っぽにして時のたつのを忘れ海上の散策を楽しんだ。

 何度訪れても無邪気に楽しめる南の島だが、今回気づいた事がひとつある。どこでも日本語が通じるというのは以前と変らないのだが、あちこちで見かけるのは日本語表示と並び書かれたハングルと中国語の表示。韓国・中国からのお客さんが増えているのだろう。うかうかしてると日本は相手にされなくなってしまうぞ、などと思ったりもした。

 肩や背中がヒリヒリするのも旅の思い出。このヒリヒリが治る頃にはドップリと日常に戻っているのだろうけれど、心も体もリフレッシュできたから、年末の休みまでは全力で突っ走ることができそうだ。もう一度行けるかな、行けるといいな。