餃子鍋


 一人暮らしの食卓、鍋は強い味方だ。時間がかからず手間いらず、おまけに暖まる。定番はもやしと白菜と豚バラ肉の鍋。近所のスーパーでは白菜を1/8にカットして売ってくれるのだが、これが一人鍋には丁度良い。もやしは安いし豚バラ肉は冷凍しておけばよい。この秋すでに5回は食べている。

 休日の夕方、作ってみたのは餃子鍋。軽くゆがいた白菜と、ニラとネギとをみじん切りにし、豚ひき肉と合わせてよーく練る。味付けはショウガとにんにく、ごま油とオイスターソース。餃子を包むのは久しぶりだけれど、まぁなんとかなるものだ。鍋に水とお酒と鶏がらスープの素とを入れて煮立たせる。とっておいた白菜、ニラと餃子を煮込んで出来上がり!

 これは持論なのだが、餃子は冷凍やレトルトではなく自家製に限る。実は以前、少しだけ余っていた自家製餃子にレトルトの餃子を買い足して一度に食べたことがあるのだが、食べ比べるとその差は歴然だった。それまではレトルトの餃子を美味しく食べていた自分が信じられなくなった・・・・。

 元来無類の餃子好きなので、好きなお鍋といえば餃子鍋。自宅ではゴマと豆板醤のピリカラのタレで食べていたけれど、今回はポン酢でいただいた。熱々の餃子のツルリとした舌触りにビールが最高!