雪の元旦

 大晦日の午後、雪が降り始めた。大掃除で浴室の壁や天井を磨き上げ、居間に戻ってみたら雨戸が閉まっていた。何事かと思ったら雪が降っていた。なるほど、さっき妻が窓拭きをしていたから、ちょうど拭き終わったころに降り始めたため、慌てて雨戸を閉めたのだろう(笑)。北国や日本海側の地方では珍しくもなかろうが、雪のお正月というのは久しぶり。goo天気で過去の天気を調べてみたら、1990年のお正月以来だということが分かった。20年ぶりなのだ。

 2010年新春の1枚は2階の窓から撮った雪景色。小雪がひらひらと舞い、あたりはしんと静まりかえる。初日の出こそ拝めなかったが、何かオゴソカな気持ちになるから不思議だ。国内外の環境からはなかなか明るい未来は思い描きにくいが、できるだけ広く世界にアンテナを張り、等身大の自分を大切にしながら、子供や部下の成長を楽しみに今年も一年がんばるとしようか。

 我家の前を通る県道は南北に走るのだが、北に行くとこの地方ではまぁ有名なお寺があり、南に向かうとこれまた名の通った神社がある。そのため、お正月は車の往来が多くなり、時間によっては渋滞したりする。こりゃぁ初詣に行く人はタイヘンダぞ。